佐々木常夫氏の講演を聞いて
昨夜は北都銀行様の「北都会」という最大の貯金会に参加してきました。
この会は毎回有名な講師をお呼びして90分ほどの講演をしています。
スポーツ選手や監督、作家、評論家、元政治家、キャスターなど様々です。
今回の講師は東レ研究所の元社長で今は顧問の佐々木常夫氏。
このお方は秋田高校を卒業後、東大へ進学し、その後東レへ入社。
サラリーマン生活をしている中で自閉症の息子さんと、うつ病になった奥さんの看病をするために仕事の効率化を考え、
そしてサラリーマンであるため最大限の効果を出すことを考えていた、
そしてこれらのことを本にしたようです。
正直あまり期待していなかった講演でしたが、大変面白かったし、ためになった。
講演中何度もうなずき「うん、うん!」と納得してました。
下手な評論家は自分の経験がない分、話の中身が薄っぺらい、だから内容に説得力がない。
スポーツ選手や監督経験者は、自分に才能がある分、普通の凡人に納得させられるような話ではなく、あくまで自分の華麗な経験談のオンパレード。
それはそれで面白いが、こういった講演って、聞いた話を自分や自分の仕事に置き換えた場合はどうなの?っていうように考えることに意味があると思う。
他人の論評や華麗は過去の経歴や美談は心に残らない。
そんな意味でも今回の話は面白かった。
そしてこの佐々木常夫氏の著書も買って読んでさらに自分の身につくようにしたいと思う講演会でした。